星野源のおんがくこうろん 10/31

第三シーズン最終回はビヨンセ。メジャー過ぎるポップスターに、最初おんがくこうろんらしくないな、と勝手に思ったが、いやはや、アメリカの歴史、アメリカの未来までもが見えてくるすごい人だな、と言う印象に変わった。
もちろん、テイラースウィフトなんかも、一筋縄ではいかない、アメリカ国民、世界中の女性やマイノリティに影響を与え続けているが、具体的にどんな影響を与え、また彼女自身もどのように成長、進化(もはや単なるポップミュージックをはるかに超えてる!)しているのかが、非常に分かりやすく整理されていて、とても勉強になった。
特に、意図的に白人男性とコラボしたり、自身は黒人というアイデンティティでは一括りにはできない、カントリーミュージックを歌ったりする姿は、単にマイノリティの溜飲を下げて終わりではなく、分断を避けたりする深い思慮が感じられて、すごいアーティストであることを、腹落ちして理解することができた。
第4シーズン、待ち遠しいですね。

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