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Bassiani

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 トビリシでは金土を過ごすので二晩クラビングができる。本日はKHIDI CLUBへ。橋の下の倉庫みたいなロケーションが昔の芝浦みたいなアンダーグラウンド。宿から歩いて45分、夜道よりタクシーボッタクりの方が怖いので(苦笑)。  ガーン、フェイスコントロールで弾かれた!来る途中も野良犬に絡まれて遠回りしたし。しかしこれがトビリシ流のクラブスタイル、郷に入れば郷にしたがえ。無駄な悪あがきはせず、あきらめる(まあフェイスコントロールは恣意的なものなので、明日再チャレンジを考えよう)。続いてmtwrddze、こちらも弾かれた!最後にBassiani、まさか本命があっさりフェイスコントロール通過、まあ今週は主要クルーはロンドン公演みたいなので、いつもより緩かったのかも。  さて階段をのぼり、真っ暗な廊下を抜けてフロアへ。  硬質なテクノ、東京でも聴ける音だが、やはり何かが違う。灯りの暗さ、コンクリート打ちっぱなしのラフな内装。agehaのhibariを思わせる宙吊りのホーン型PA。ラグジュアリーさに流された東京のクラブではもはや味わえないアンダーグラウンドな硬質さ。国際的に名を馳せるクラブは東京にもあるけれど、こんな風にテクノ黎明期の手作り感のあるクラブはトビリシならではだ。  人種のるつぼは東京もトビリシも変わらない。でも同じではない。再開発の波にすっかり飲み込まれ、ネオリベの餌食になった渋谷(富裕層が集まる街)と、隣国の政情不安を常に気に留めながら緊張感の中で享楽に興じる人間模様は全く違うと言っていい。床はゴミだらけ、トイレはきたないし、タバコ吸いも普通。まあキレイな方がたくさんの人が集まり、シーンも盛り上がるだろう。しかし元々クラブカルチャーのアーリーアダプターだった自分には、間口を広げる大事さも理解をしつつ、狭い間口をこじ開けて入ることで、冒険心が満たされたあの頃の楽しさをここBassianiで思い出した。  楽しかった、今夜もう一度、来てみようと思う。  店内は撮影禁止、店の外へ出てから、リストバンドのクラブアイコンを撮影。